工房 創彩では真鍮などの材料を加工して万華鏡パーツを製造しています。
主に真鍮材料から万華鏡パーツを製作しています。 真鍮パイプを2重構造にした回転鏡やオブジェクトケースを取り換え可能なチェンジャブル万華鏡など、特殊な万華鏡も製作しています。
万華鏡の筒やキャップに模様や文字を掘ったり、色入れを施したりする加工も行っています。
真鍮地金を研磨した色合いも素晴らしいですが、色と模様を入れたいというご要望に応え、ウレタンエナメル塗装を施すこともできます。
真鍮は銅と亜鉛の合金で、黄銅・ブラスとも呼ばれます。
管楽器も真鍮製なのでブラスバンドって言われており、身近なものでは5円玉なんかも真鍮です。
真鍮が日本に伝わった江戸時代には純金より高価で、日光東照宮のきらびやかな装飾にも真鍮がふんだんに使われているそうです。
真鍮製万華鏡には基本ウレタンクリア塗装を施し輝きを保持するようにしています。
金属には焼き止めという方法もあるそうですが、焼き止めは酸化作用が緩やかに進むような処理法なので、古びた真鍮色(古美)が好みの方は焼き止め処理が良いかもしれません。
古美術やアンティークの世界では真鍮の古美も侘び寂び。 時の流れとともに変わってゆく真鍮色に美しさを感じ、楽しむ文化ですね。
工房長
Kaco & Lily workshop Meguro Tokyo